2012年12月31日月曜日

Farewell 2012




昨日 / 今日

夜のつめたさ / 朝のあたたかさ

雨降り / 陽だまり

現実 / 夢

ひとり / ふたり

聞き手 / 話し手

虚無 / 飛躍

木曜日 午後 / 月曜日 午前

雑踏 / 森

海 / 夕日

路地 / 動物園

見返り / 無条件


それは

すべて

君が

教えてくれた

こと








2012年5月29日火曜日

「 Z O O 」



ブラックフレームポラロイドフィルムで切り取る平日の動物園

いつにも増して喪失感が溢れてる

目の前にある現実が一瞬にして過去の終わったものになる

いつか懐かしいと思い出すためだけに存在する風景

そう ただ 振り返るだけの思い出

2012年4月27日金曜日

「複雑さおよび単純であることに関しての考察、あるいは0と100のあいだ」



夕陽を追いかけて 辿り着いた 小高い丘

地平線の彼方 海へと「今日」が 沈み行くのを眺めながら

「終わり」について 考えてみる

ここまで来れば 完全に 消えてなくなるのに 時間はかからない

最後の瞬間に近づく わずかなあいだ 物事の複雑さと単純さについて

思いを巡らす

これ以上 人生に意味を求めることは 無意味なのではないか

そう思った瞬間 「永遠」が海の中へと沈み

辺りを静寂と闇が包んだ

とても注意深く そして これ以上無いくらい 確実に



2012年4月6日金曜日

「おわりのはじまり」



一日のおわりは 明日のはじまり


うれしいことのおわりは かなしいことのはじまり


夕暮れは なにか かなしいことを 連想させる


きれいだけど きらい

2012年3月31日土曜日

「I like this , I like this ...」



新しいスーツ

暖かな陽射し

何も予定がない晴れた日の午後

逆光

午前2時の公園

おろしたてのMOLESKIN

不確かなポラロイドカメラ

オープンしたてのBAR

目的のないドライブ

もうすぐ雨降りになりそうな空気


すべてを包み込む君の両手


I Like This ...

2012年2月25日土曜日

「one day / winter air」




冷たい空気を感じさせる

十分過ぎる空白と

淡い色彩

ただそこにある

といった程度の存在感


そんな控えめな「冬」が好き