2011年5月26日木曜日

「Damage」



宿命の女

ジュリエット・ビノシュ


この映画を初めて観たのはもう20年ほど前のことか

監督であるルイ・マルのことが

「大人は判ってくれない」以来の大ファンで

監督作品を片っ端から観る過程で

この作品にも引っ掛かった

官能的なパッケージに多少気おくれしながらも

実際に観てみると

すぐにその世界観に引き込まれた

ジェレミー・アイアンズのスーツ姿

終始クールなジュリエット・ビノシュ

どうしても抑えきれない感情について

これほどまでに描ききった作品を

私は他に知らない

社会的地位がありながら

自分の欲求に抗えない男の姿

そういう男を翻弄せずには

いられない女の姿

やり場の無い気持ちを抱えたまま

さまよい歩く深夜もしくは早朝の街角

重苦しい雰囲気とともに描かれる

風景のひとつひとつが

とても印象的に記憶に残ってる


そしてラストシーン


どこかで

こういう状況を

望んでる自分がいた


遠い昔の感想

「Damage」(仏:Fatale) 1992 英・仏 

2011年5月8日日曜日

「母の日」



久しぶりに 一緒に 出掛けましたね

時折 なにか考え事を

しているような様子...

心配事ですか

なんでも 話してもらえると

うれしいです

また 一緒に 出掛けましょう

2011年5月5日木曜日

「こどもの日」



「こどもの日」の一番幸せな記憶

小学生の高学年

母が動物園でパート

動物園で待ち合わせがてら

遊びに行き

母の仕事を

手伝う真似事をする

その帰りに

天神の岩田屋へ

屋上のプレイランドで

フローズンを

買ってもらい

ゲームをする

その後

玩具売り場で

おもちゃを買ってもらった


いまでも5月5日に

必ず思い出す

遠い日のこと


素敵な

記憶を

残してくれて


ありがとう